学生に無料でドメイン名を提供? ありがたいことですね。でも初期登録料が無料なだけ? その後はどうなるのでしょう。維持料が必要になるのですよね? そして払わないと、たとえば ↓こういうことになるのですよね?
プレスリリースには
日本のインターネットの未来を担う学生を、指定事業者と共に支援することを目的に、JPドメイン名の新規登録料を無料とする「学生向けJPドメイン名活用支援プログラム」の提供を開始する
と書いてありますが、指定事業者はちゃんとリスクを説明した上で提供してくれるのでしょうか。JPRS はそれをちゃんと指導してくれるのでしょうか。単なる販促キャンペーンにしか見えないのですが。(過去、忍者事件などで指定事業者が何をしようが指導などしないのが JPRS だということはわかっています)
中高生が取得したドメイン名がアダルトなサイトになる日は今年早々に書かれたものです。JPRS はこのとき批判を耳にしているはずですが、反省の様子がみられることもなく今回の販促キャンペーンです。厚顔無恥といわざるを得ないでしょう。
ちなみに、Wikipedia の「悪徳商法」には、以下の項目があります。
児童などの未成年者・高齢者・認知症または専門知識のない成人など、契約内容を十分に理解できない者に契約を締結させるもの。
参考: JPドメイン名登録管理業務移管契約 第13条(JPRSの責任)http://jprs.co.jp/doc/redelegation/transfer_j.html
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