2つのインターネット幻想がある。
1つめは、インターネットと呼ばれたものの理念。これはいまだ実現していないという意味において、つまり過去の古き良きインターネットというときのノスタルジアのなかにも実はなかっただろうという意味において、いまだ幻想のままだといえる。
そして、2つめは、「今のインターネットのようなもの」の実態への無知による誤解、あるいはab-useともいえる幻想、インターネットをインフラと見ているような幻想がある。理念としてのインターネットには存在しないはずの「インターネットユーザ」たちの大多数がこの幻想を抱いている。
問題は、2つめの幻想につけこんで、でたらめなビジネスを展開している人々(たとえばドメインブローカたち)の存在であり、また、悪意はなくとも一部の専門家が今の「インターネットのようなもの」において現実を見ず、いまだ1つめの幻想を今の「インターネットのようなもの」のうえに追い求め、人々を惑わしていることにある。1つめの幻想を追うのであれば、今の「インターネットのようなもの」の上に砂上の楼閣を立てるのではなく、別世界でそれを追い求めるべきである。
今の「インターネットのようなもの」は Internet とかつて呼ばれたものではない。これからは、今の「インターネットのようなもの」は (The?) Internot 、その「ユーザ」たちの集合は Internots と呼ぶことにしう。
インターネットは幻想であった。そして近いうちに崩壊を迎えるであろうインターノットもまた幻想である。誤解のないよう、自称を変えておこう。
知らなかったのですが、こんなやつがICANNのCEOなわけですね。
マッキンゼーのコンサルタントで、投資会社経営な人物なわけですね。
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba000030042008
インターネットの自由を守れですか。そらぞらしいなぁ、、、
「NGNの定義は様々」ですかぁ、、、
「(NGNは)進化の止まったウォールドガーデン」ねぇ、、、
それってインターノットのことじゃないのかなぁ、、、
『NGNの事業者に「誰もがアクセスできるか」「(その上に乗るサービは)どこからアクセスしても差別なく同じ価格で提供されているか」といったことを問えば、違いがわかるだろう。』なんて言っていていいのかなぁ、、、
「ユーザーがまずIPv6の意義を理解して、通信会社や機器メーカーにプレッシャーをかける必要があるだろう。IPv6の準備が進まないままにアドレス枯渇の時期が近づき2000年問題のように直前にあわてるような事態は避けるべ きだ。」ですかぁ、、、他人事のようですね。
IGFの最大のテーマも理解していないようだし、、、
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Internot n. A person who refuses to use the Internet.<br>(Word Spy)