オーストリア(CERT.AT)からの報告によれば、7/21時点でunpatchなサーバが66%だったのが、7/27には62%にしか減っていない。
このままだと、インターノットが信頼の崩壊を起こす事態に見舞われることになるのは間違いないでしょう。
さらにTLD(トップレベルドメイン)のサーバを私が独自に調べたところでは、脆弱なサーバが、7/10に 55ドメイン 104サーバ だった(JANOG22報告)ものが、7/28には 25ドメイン 43サーバに減っていました。世間よりは進んでいますが、そもそもTLDの権威サーバがキャッシュサーバを兼ねている時点で論外なわけで、、、
ちなみに TLD 39 ドメイン 74サーバが open resolver のままです。DDoSにでも使われたらどうするのでしょう。
今日の日経産業新聞のコラム「Techno online」に『シューマッハーの「中間技術」 脱大量生産の時代の要に』という記事が載っている。産業界の重鎮がシューマッハーに回帰するというのは、ある意味、社会が危機的状況になっていることの裏返しだろう。
記事にも紹介されているが、シューマッハーいわく、
「(科学・技術の方法や道具)は安くてほとんどだれにでも手に入れられ、小さな規模で応用でき、人間の想像力を発揮させるものでなければならない」
かつて私が幻想を抱いていたところのインターネット技術はそういうものであったはずなのだが、インターノットはまるで反対のものになってしまった。どこで間違ったのだろう、、、
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シューマッハーの「中間技術」<br><br>今日のインターネット技術はそういうものではない。<br>DNS は大規模そのもの。
はい。誤解のないよう、「インターネット技術は」を「かつて私が幻想を抱いていたところのインターネット技術は」に書き換えました。
*.go.jp の 毒入れ脆弱性の改善は進んでいない.<br><br>pwd.ne.jp は論外なわけで...
まるで危機感のない国ですね。
エントロピーのみならず、そもそもopen resolverの危険性や、短いTTLの危険性がわかってないようで、、、
DNS, それなに?<br><br>毒入れ, <br><br>それなに?