生と死の間の選択
   ~インターネット崩壊論~

May 25,2012 WIDE研究会      
中京大学情報理工学部 鈴木常彦      
http://www.e-ontap.com/internet/wide2012/

どちらのインターネットをお使いですか?

ISPのテレアポから電話

インターネットって何

Rise of the Stupid Network

単にビットを運ぼう、愚直に!
(JUST DELIVER THE BITS, STUPID)

エンドユーザ装置は自由に柔軟にふるまって良い.なぜなら,Stupid Network においてはデータが殿様であり,bit は本質的に自由であり,そして,データが単一のデータ速度やデータタイプであるといった仮定は存在しないからである。

Rise of the Stupid Network, August 1997
David Isenberg / 訳 佐藤正和

World of Ends

What the Internet Is and How to Stop Mistaking It for Something Else.
Doc Searls and David Weinberger / http://www.worldofends.com/
  1. インターネットは複雑ではない
  2. インターネットはものではない。合意である
  3. インターネットは愚直(stupid)である
  4. インターネットに価値を付加することは、 インターネットの価値を下げることである
  5. インターネットの価値のすべては、その端で膨らむ
  6. お金は中心から端の方へ移動する
  7. 世界の終り? いえ、終りの世界です
    (The end of the world? Nah, the world of ends.)
  8. インターネットの3つの利点
    • 誰もそれを所有していない
    • 誰もがそれを使える
    • 誰でもそれを改善できる
  9. インターネットがそんなにシンプルなら、 誰も失敗してないはずだが、、、
  10. 止められるはずの間違いが進んでいる

インターネット技術はおんぼろ仕様

インターネットは進化している?

インターネット技術は実装もおんぼろ

おんぼろでもやってこれた

時代は変わり

そして運用もおんぼろに

間違った理解、間違った設定、間違ったマニュアル、でたらめな運用が氾濫

崩壊より恐い未来

まずは皆が現実を直視することから

Internet IS for everyone

RFC3271

Internet IS for everyone
- but it won't be unless WE make it so.

2002, V.Cerf

イリイチに学ぼう

人々は物を手に入れる必要があるだけではない。暮らしを可能にしてくれる物を作り出す自由、それに自分の好みに従って形を与える自由、他人をかまったり世話をしたりするのにそれを用いる自由を必要とするのだ。

豊める国々の囚人はしばしば、彼らの家族よりも多くの品物やサービスが利用できるが、品物がどのように作られるかということに発言権を持たないし、その品物をどうするかということも決められない。彼らの刑罰は、私のいわゆるコンヴィヴィアリティを剥奪されていることに存する。彼らは単なる消費者の地位に降格されているのだ。

「コンヴィヴィアリティのための道具」より

THE CHOICE BETWEEN LIVING AND DYING

われわれが,新たな Stupid Network の付加価値提供として何を見いだそうとも,私の仕事の前提は,インテリジェントなエンドユーザ装置と,インテリジェントな顧客と,そのインテリジェンスが企業の資産として評価されるような従業員と,そして学ぶことのできる企業を基盤としたものになろう.

August 1997
David Isenberg / 訳 佐藤正和

THE CHOICE BETWEEN LIVING AND DYING

われわれが,新たな Stupid Network の付加価値提供として何を見いだそうとも,私の仕事の前提は,インテリジェントなエンドユーザ装置と,インテリジェントな顧客と,そのインテリジェンスが企業の資産として評価されるような従業員と,そして学ぶことのできる企業を基盤としたものになろう.

August 1997
David Isenberg / 訳 佐藤正和


... The End's